AWS認定のSysOps Administratorに合格したので対策とか感想とか

先日、AWSの認定資格であるSysOps Administrator Associateに合格しました。
AWSの認定試験は最近アップデートされたものが多く、対策のためのサイトだったりとか、これまでやったこととかの知識をアップデートしていないとそのまま使えないものもあります。
そこを含め所感を書いておきたいと思います。

AWSの認定試験とは

AWSのページはこちら
https://aws.amazon.com/jp/certification/
と言っても、これを見ただけではよくわかりませんねw
ページの下の方にどれがどういうやつかざっくり書いてあります。
ソリューションアーキテクトはすでにProfessionalまで取得済みなので、
それ以外のやつを取っていこうと思い立ってSysOps Administratorを取りました。
SpecialtyのカテゴリができるまではソリューションアーキテクトのAssociate、ProfessionalとDeveloper、SysOps(ともにAssociate)、DevOps Engineer(Professionalで、DeveloperとSysOps双方の上位認定)で5冠と言われていたんですが、Specialtyが増えて9冠になっちゃいました。
クラウドプラクティショナーまで入れると10冠ですが、これはビギナー向け資格なのでカウントされないみたいですね。

どうやって対策したか

模擬試験を受ける

まずは模擬試験を受けました。
模擬試験は試験の申込みページから申し込むことができ、その場でリモートで問題を解くことができます。
知識があろうとなかろうと最初に模擬試験を受けて、どこがどのくらいできて、何の知識が不足しているか大まかに把握するといいかなと思います。
今回は模擬試験を徒手空拳で受けたら75%取れたのでまあ大丈夫だろうと楽観視してました。

出題範囲を対策する

一番まっとうな対策方法はホワイトペーパーを読んだり、BlackBeltの資料を読み漁ることです。
https://aws.amazon.com/jp/whitepapers/
https://aws.amazon.com/jp/aws-jp-introduction/aws-jp-webinar-service-cut/
ただしホワイトペーパーは英語なのと、これを読んだだけだと重要なポイントが分かりづらいかもしれません。
BlackBeltはそのサービスの概要を知るのには役に立つのですが、実際にどういう使い方をするかなどのノウハウはこれを読んでるだけだとなかなかイメージつかないかもしれません。

そこでおすすめはUdemyのコースです。


ソリューションアーキテクトは日本語で提供しているコースもあった気がしますが、それ以外は基本的に英語の動画です。
そのため英語がある程度読める、という前提が必要ですが、そこそこ正確な字幕が出ますし、パワポ資料とハンズオン中心でわかりやすく進めてくれるので、実際に手を動かしている感覚で見ることができます。

以前だったらkoiwaclubの問題集をおすすめしていたのですが、試験が最近更新されたばかりなので、今のタイミングでおすすめするのは微妙かもしれません。

試験結果


こんな感じでした。ソリューションアーキテクトのときはパーセンテージが送られてきたのですが、今回は違いました。変わったんでしょうか?

それぞれの出来はこんな感じ。
実は今回上述の動画を全部は見られておらず、苦手そうなところをポイントで見てたんですが、思ったよりも新サービスがバンバン問題になってて驚きました。
セキュリティは細かいところがあまりよくわからなかったのと、動画を見てなかったので改めて見直そうと思います。
単純に資格関係なしに新しいサービスについて勉強にもなるので、けして悪くはないですね。

感想

試験を申し込んで対策してから合格するまで結構短いスパンでした。
これはAWSにおける運用の実務経験がそれなりにあったのと、AWSのアップデートをなんとなく追ってたからだと思います。
ただ、アップデート追ってたつもりだったのに全然知らないアップデートがあってそれが範囲内になってたり、みたいなのをUdemyの動画を見て初めて知ったりしたので、継続的に情報を追うことがいかに大事かを実感しました。

上述の動画は試験範囲を一通りさらってくれるだけでなく、特に重要なところや、試験範囲を超えてしまっても実務で役立つものについてはハンズオン形式で実際にコンソールの操作を見せてくれます。
個人的にはSystems Managerの使い方を具体的にハンズオン形式で見られたのがとてもよかったです。
ちゃんと知らなかったけど、本当に色んなことが出来るんですよね。
Packer使ってたAMI作成をSystems Managerでやったり、とか。(これは動画内では説明されてませんが。)
CloudFormationのハンズオンは、CloudFormation使ってみたいけどよくわからない、という人には必見の価値ありです。

次に向けて

試験には受かりましたが、AWSのアップデートをまだまだ追えてないなというのが実感できたので、一旦はちゃんと動画をひと通り見ます。
それが終わったらDeveloperを受けようかなと。
AWS以外だとベンチマークに使っているTOEICと、来年に有意性の期限が切れるLPICをLevel3のどれかやるか、ですかねえ。
TOEICはTOEICのための対策はあまりやっていなくて、ネイティブキャンプでカランメソッドを頑張っています。