日経システムズ2014年10月号を読んだ

思えば先月の日経システムズについての記事を最初に書いたんですよね、確か。


日経BP書店|雑誌バックナンバー – 日経SYSTEMS2014年10月号

自分は日経システムズを定期購読しているんですが、
最近のトレンドについての知識が欲しいインフラエンジニアにはちょうどいい雑誌だなと感じます。
実際にやっている人から見れば当然知っている、って内容も結構あるかもしれませんが。

開発・運用ツールについて

今回の特集の1つめ。
最近色々なツールが出てきています。
調べたり使ったりして断片的にツールのことは知っているのですが、
実際にどうやって組み合わせるかについてはよく整理されていました。

あとは実際にこれを構築してみたいなあ、と。

ちょっとだけ残念だったのは、Redmine、Jenkins、Chef以外にもツールはあるけど、そこにはそんなに触れてなかった点。
自分が聞いた限りの話だけどRedmineは意外と評判が良くない印象があります。
使い方次第な気もしますけどね。
一応、今自分も使ってますけれど…。

Redmineのようなチケット管理ツールは他にもあるのでそれも比較して欲しかった気がします。
まあ、そうすると内容が膨れ上がりそうですけど。

Jenkinsは最近流行りつつある継続的インテグレーション*1ツール
新しい会社だとほぼ標準装備で使われてるイメージ。
ただ、他のCIツールについてももう少し知りたいなあ、という感じ。

Chefは代表的な構成管理ツールですが、
学習コストが高い、という意見が散見されます。
AnsibleとかPuppetとかこのへんも色々あるので、
使いやすいもの
ChefかAnsibleの使い方覚えたいんだけどなあ。

サーバーの構築を行う際に、Serverspecはとても使えそうだと思ったので、
調べてみて使えそうと思ったらすぐにでも使いたいですね。
環境構築が超楽になりそうだし、運用コストも大幅に下がりそうです。

チームビルディングについて

今回の特集の2つめ。
縦割りのチーム作りの問題点と、フラットなチームの利点をうまくまとめてました。
もともと自分が問題だと思っていた部分がスッキリ整理されていてとても共感を覚えました。

すごく細かいことを言うとサッカーで「2:6:2」なんてフォーメーションはそうそうありませんよ!w

ITエンジニアの転職事情について

特集の3つめ。
転職するか否かという観点じゃなくても、
自身のキャリア構築を考える上では非常に参考になります。

自分が転職サイトの求人を眺めていて*2思ったことがひと通り書いてありましたね。

最近自分が感じていたとおり、今現在はエンジニアの需要は非常に高いようです。
やる気があればいくらでも上を目指せる、素晴らしい状態。
インフラエンジニアは特に需要が高いようで。
まあ、一見地味だし若いエンジニアが興味持ちにくいのかもなあ。

その他にも色々あったけど、今月は自分にとっては何もかもが参考になる内容でした。
特に最初の特集はこれから環境を構築するにあたってベースにしたいなと思いましたね。

*1:CIという略称が一般的です。

*2:転職して今の会社に入ってからも、ずっと求人は眺めています。

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