AWS認定ソリューションアーキテクトプロフェッショナルに20時間ぐらいの勉強で合格したのでレポートする

最初にことわっておくと、普段から仕事でAWSをがっつり使っているので、決して「ゼロから」ではありません。
はい、釣りタイトルですw
一応、ソリューションアーキテクトの試験範囲だと、基本的なEC2周り(ELBとかAutoScalingとか)、S3、Glacier、CloudFront、Direct Connect、RDS、Route53、Beanstalk、Cloudformationとかあたりは一通り仕事で触ってます。(Glacierは実際に使ったことはまだないですが…)

先日AWS認定ソリューションアーキテクトのプロフェッショナルに合格しました。
受けたのは、来年2月でアソシエイトの資格の期限が来るので、それまでに合格しておきたいなーという安直な思いです。
あとは、AWSで食ってる以上、ちゃんと資格をとっておきたいな、という思いもありました。
一応、アソシエイトでもソリューションアーキテクトの資格持ってるとそこそこ稼げるとかなんとか。
https://itjinzai-lab.jp/article/detail/1006
このデータがどこまで正しいかわかりませんが。アメリカでのデータみたいですしね。
また、AWSの認定資格は取りたい資格としてもトップだそうです。
https://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00465/101100003/
2位が情報処理安全確保支援士なので、俺は割とミーハーなとり方をしてるらしいですw

さて、本題のどうやって勉強したか、を書いておきます。
実は9月に受ける予定だったのですが、9月は別のことでいろいろ忙しく、全く勉強時間をとれなくて諦めました。
10月もそんなに時間取れたわけじゃなくてほぼ一夜漬けでしたがw
一般的には

  • 模擬試験を受ける
  • ホワイトペーパーを読む
  • BlackBeltの資料を読む
  • 実際に触る

あたりを挙げられます。
まあそりゃそうですね。正攻法なので。
ただ今回は時間の都合で試験対策のためにホワイトペーパーを読むとかBlackBeltの資料を読むとかはしてません。

今回やったこと

もともと前提知識はある程度持っていたので、某サイトでひたすら問題演習してました。
もちろん、やっていてわからないことは公式ドキュメント読んだり、Developers IOとかQiitaとか、その他ググって調べたりとかしました。
暇な時間に問題といてわからないとこ調べたりとか。
ほぼそれだけですw
全く参考にならなそうですが、結局どのサービスがどういう特性を持っていて、どういう設定ができるか、というのを一通り把握していることが必要になります。
あと、模擬試験は本番の試験形式とほぼ同じなので絶対一度受けましょう。
アソシエイトに受かっていればクーポンを使って受けられるはずです。

試験の感想

内容についてそんなに具体的なことは書いてはいけないと思うので書きません。
言えるのは、アソシエイトみたいに直接的な設定とか仕様を聞かれたりするのに比べると、「こういう前提条件に対して、最適な選択・構成はどれか」みたいな聞き方をされることが大半だということでしょうか。
そのへんはサンプル問題を見てもなんとなく読み取れるかと思います。
そういう意味だと、アソシエイトよりも個人的には楽に感じました。
ただし、試験時間が170分もあるので、集中力を持たすのが大変です。
きっちり対策していれば心配しなくても時間はそこそこ余るので、多少時間かかっても落ち着いて解けばいいと思います。
考えてわかるところと考えてわからないところは切り分けておきましょう。
考えてもわからないなら考えても無駄なので適当に答えても変わりません。
そういうところが少ないほうがいいのは言うまでもありませんが。
試験はCBTなので、形式になれるためにも一度模擬試験をやっておくことをおすすめします。
出る問題についてはノーコメントですが、少なくとも出題形式とか答え方については同様のものになります。
170分で80問なので、1問あたり2分ちょいですね。
俺はだいたい120分くらいで一通り終わってその後見直しをしました。

最終スコアは75%で合格でした。
アソシエイト64%で落ちて絶望してた頃に比べると成長したのかなあ、と。
一応スコアは下記のような感じでした。

総合成績: 75%

分野別の成績 :
1.0  High Availability and Business Continuity: 83%
2.0  Costing: 100%
3.0  Deployment Management: 87%
4.0  Network Design: 62%
5.0  Data Storage: 75%
6.0  Security: 75%
7.0  Scalability & Elasticity: 53%
8.0  Cloud Migration & Hybrid Architecture: 85%

使ったことのないサービスについてがさすがにどうしようもなかったですが、それは多分1問だけで、あとは大体知ってるサービスについての知識で行ける感じでした。

参考になるかわかりませんが、日頃から仕事でAWSに触れていたり、情報仕入れてる方なら試験そのものの対策は短時間でも合格できるかもしれません。
ただ、ここ数年でガッツリ追加された新しいサービスに対応する問題はまだ出ないので、「今だったらこのサービスでできるのになあ」みたいな問題は結構あります。そのへんはちょっと違和感を感じるところかもしれないですね。