投資信託の仕組みをようやく理解した

投資ネタも増えるようなら別ブログに分離するかどうか。
今のところはそこまで書くこともないのでひとまずいいかな。

実は何年か前に投資信託を勧められて、それ依頼ずっとやっています。
が、正直その仕組みはよくわかっていませんでした。

「同じ額使うなら銀行に預金するより全然いいじゃん!」ぐらいしか。
それはそのとおりかもしれませんが、落とし穴があることを最近ようやくきちんと理解しました。

こちらのサイトがすごく参考になりました。


投資信託の分配金に騙されるな~利回りの嘘を暴く~

そもそも投資信託って?

なんかいい説明どっかにないかなと思ったらそのものズバリのページがありました。

そもそも投資信託とは? – 投資信託協会

簡単に言うと、投資のプロの集まり(ファンド)にお金を預けて、
その人達に運用してもらうという商品ですかね。
商品によって投資する対象や投資スタンスは様々で、
その辺は目論見書等々を見て判断します。

もちろんタダでやってくれるわけではなく、コストが掛かります。

投資信託のコスト – 投資信託協会

大雑把にはこんな感じ。
細かくはリンク先参照。

普通分配金と特別分配金(元本払戻金)

このあたりのことがよくわかってなかったのが一番よくなかったですね。

投資信託には分配金を出すものがあります。
ものによって1年に1~4回とか、毎月、隔月、分配金なしのもの等あります。

ぱっと見「分配金出してくれる方が得じゃないか!」と思うかもしれませんが、
分配金は投資信託が買われた際に支払われたお金と、
そのお金を使って運用した結果得た収益から支払われることになります。
(前述したコストの部分で支払うお金も一部入ると思いますが、大雑把にこんな感じ。)

投資信託の基準価額は
「純資産総額÷口数」
で決まりますが、
前述した買われた際に支払われたお金と運用による収益(+α)が純資産総額にあたります。
それを踏まえて書き換えると
「(買われた際に支払われたお金+運用による収益)÷口数」
となります。
分配金は総資産額の中からその一部を支払う形になるため、
運用による収益よりも多く支払ってしまうと、買われた際に支払われたお金が減ることになります。

投資信託の商品は、やたらと高額な分配金を毎月のように出すものがいくつもあります。
一見物凄く得しているように見えますが、上述のことを踏まえると、
投資信託を買った際に支払われたお金を切り崩して分配金を出しているだけ、
つまり単にお金が戻ってきているだけとなります。

分配金の内上に書いた、
「運用による収益」から支払われた分を「普通分配金」
「買われた際に支払われたお金」から支払われた分を「特別分配金(元本払戻金)*1」といいます。

これをわかっていなかったがために、元本が減っていることに気が付かず、
ある商品をずっと保有し続けていました。
お金が増えないわけですね…。

ただ、悪いことばかりでもなくて、
そもそもこれから切り崩して使っていくようなお金を運用するにはちょうどいいかもしれないです。
銀行に預けているよりは。

※参考
投資信託の基礎知識 – 投資信託協会

コストは最大の敵

投資信託ではそれなりにコストがかかります。
上述したサイトのこのページがわかりやすいです。

投資信託のコストを知る|投資信託の分配金に騙されるな

買い付け時の手数料が数%もあったり、
信託財産留保額や信託報酬が高いものは、
よほど収益性の高いファンド以外は避けたほうがいいかもしれません。

特に投資信託は商品によってこのコストの部分が大分違うので、
注意が必要です。

一般的にコストの低い商品はインデックス投資を行っているものですが、
インデックス投資をしている投資信託を買うならETF(上場投資信託)のほうがいいかなあという気も。

ETFとは普通の株と同様に買える投資信託で、
普通に投資信託を買うよりもコストが抑えられますし、
投資信託と違って購入・売却に日数を要しないため、
すぐ買ってすぐ売ることができます。
ファンドに余計なコストをかけるくらいならこちらのほうがいいかも。

というわけで、ポートフォリオの組み直しをしなければいけないわけですが、
悩みどころですね。とりあえず、IPOの結果を見てから来週ぐらいに組もうと思います。
円安にどんどん振れる流れなので、外貨を入れていきたいですね。

*1:やはり名前がわかりづらかったために、元本払戻金という言い方を推奨されているみたいですね。

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