JAWS DAYSに初めて参加したりとか、
レポートしたいことはあるんですが、
確定申告が完了しておらずそれどころではなかったので後回しにしてました。
去年めっちゃ慌てて対応してなんとか完了したので、
今年は早めにやるぞ、と思っていたのですが、
去年は収入、経費がわかるもの(領収書)、
控除の証明になるもの(国民健康保険、国民年金、その他生命保険など)
とかを準備して最低限終わらせた、という感じでした。
去年は簡易簿記による申告だったんですよね。
仕訳が大変だった
もともとマネーフォワードをかなり初期から使っていた関係で、
それ以前からMFクラウドに登録していて明細取込はできていたのですが、
全く仕訳をしておらず、
また仕訳の仕方もよくわからないところから初めたので、
仕訳し終わるのにめちゃめちゃ時間かかりました。
そもそも借方と貸方の違いがわからない、とか、
これなんの明細だっけ、とか、
複数の銀行口座持ってて、資金移動したときどうするの*1、とか、
Amazonでクレジットカード購入したときの仕訳どうするの*2、とか、
電子マネーにクレジットチャージしたときの扱い*3とか、
クレジットカードの購入時と支払い時の仕訳どうするの*4、とか。
本当は仕事用の口座、カードは分けておいたほうが後で楽なんですが、
経費に計上できるかどうかの判断が最初からついたわけでもないので、
そのままにしてありました。
外部サービスから取り込んだ明細はある程度MFクラウド側で自動で仕訳内容を振ってくれるのですが、
結局それが妥当かどうかわからず、適当に入れていたら数字がちっとも合わなくて、
泣きながら修正していたのが直近の日曜日のお話ですw
また、当然連携させていないサービスで取り込みたい明細(現金購入した際の領収書の内容*5とか、連携して取ってこられるデータ量が少なくて、手動で入れなきゃいけなかったり、とか)は手動で入れなければいけないです。
おかげさまで手動入力は大分少なくて済んだと思います。
あとは、減価償却させておけばよかったのに去年させておかなかったもの(具体的には、PC)を、固定資産台帳に登録したりとか。
今回は一括償却ではなく定額法にしました。
理由は今年で購入から3年目で、一括償却にすると来年の経費に入れられなくなりそうなため。
なんとなく今年の予想できる活動的に去年より経費減りそうだな、というのと、
今年中にPC買い換える予定が今のところなかったからですね。
そんなこんなで、
調べながら一つ一つ対応していってなんとか仕訳を終わらせました。
1年分はしんどいので、やっぱり月に1回くらいは前月分の仕訳をする時間を作らないとダメですね。
今回はそれに加えてきちんと仕訳するのが初めてだったのもしんどかったです。
慣れれば一月分くらいなら1時間くらいで行けるだろうか。
仕訳内容が少なければもっと楽だと思います。
いざ電子申告へ
自分がどうしたか、ということをベースに書いてあるので、不安であれば税理士さんとか税務署にちゃんと確認してください。
今回は表題の通りMac(High Sierra)で、Safari(11.0.3)からの申告でした。
e-taxのページから。
【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)
事前準備
e-taxでの申告を始めるにはざっくりと下記の準備が必要です。
予め書いておくと、事前準備なしに今日やろうと思って今日e-taxでの申告を完了させるというのは厳しいです。
e-taxのサイト上にも色々書いてありますが、率直に言ってわかりづらいです。
国税庁のページのほうがわかりやすいかも。
e-Taxをご利用になる場合の事前準備:平成29年分 確定申告特集
なお、Chromeは非対応です。
- e-taxの利用者登録
これをしてないと話になりませんね。
下記から行えるそうです。
自分は昨年相談した税理士さんがやってくれてました。ありがたや。
e-Taxの開始(変更等)届出書作成・提出コーナー【事前準備】|e-Tax - マイナンバーカードの準備
合わせてマイナンバーカードの電子証明書を読み取るためのカードリーダーが必要です。
カードリーダーのドライバインストールも必要。 - e-tax Webの利用環境を整える
JDKが入っていない人はインストールする必要があります。
推奨環境が現行バージョンより古いものなのですが、
上述のバージョンで無理やり行いました。
e-Taxソフト(WEB版)を利用するに当たって|e-Tax
このままだと実際に使うときに推奨環境でない旨表示されますが、無視してそのまま進めてうまくいきました。 - 事前準備セットアップをする
インストールファイルがダウンロードできるので、マニュアルに従ってインストールします。
証明書のインストールなど、地味に面倒な作業があります…。
ここで最新版を入れているはずなのに、旧版のソフトが入っているとe-taxWEBを利用するときに警告されましたが、無視しました。
多分こんな感じで、あとはe-tax WEBから申請が行えるはずです。
MFクラウド確定申告から確定申告書のxtxファイルをインポートする
MFクラウドからだと電子申請できない、
とか、
e-tax WEBからだとxtxファイルのインポートに対応していない、
とか書いてあった気がするのですが、
上記の方法で問題なくできました。
- MFクラウド確定申告上で確定申告書の必要項目を入力する。
通常の確定申告同様、医療費を計算したり、控除になる金額を計算したりして記載します。 - 決算・申告書の確定申告書をクリックして、ページ右上の「申告書印刷(PDF)・e-tax出力」からxtxファイルを出力する。
- 出力したxtxファイルをe-tax WEBで取り込み、確定申告を完了させる。
という流れでした。
念のため、MFクラウド上で出力した確定申告書の内容と差異がないか調べましょう。
また、電子申告の際は提出を省略できる書類があります。
提出を省略できても、捨ててはいけません。
e-Taxを利用して所得税の確定申告書を提出する場合の「源泉徴収票」や「医療費の領収書」などの第三者作成書類の添付省略の制度について教えてください。|e-Tax
おおざっぱにこんな感じです。
Macだと電子申告やりづらいなと思っている方もいるかもしれませんが、
自分は問題なくできたのでその報告でした。
課題
- MFクラウドのレイアウトは13インチのMacbookだと1画面に収まりきらない
UIの改善をお願いしたいです…。 - e-tax WEBのUIがイケてない
UIの改善(ry
動作も時々重たくて不安になります。 - 事前準備が面倒
クライアントに必要なものが多くて準備が煩雑です。
セキュリティと安定性を担保しなければいけないのはわかりつつも、もうちょっと簡略化できたらいいな、と思います…。
準備に必要なものが書いてあるページがバラバラなのもわかりづらければ、e-taxのクライアントとe-tax WEBで説明が異なるのもわかりづらい。
あと、マニュアルのどこか忘れましたが、JavascriptのことをJavaと書いていて、エンジニアに怒られそうだなと思いました。
*1:貸方を移動元、借方を移動先に。複数の口座から履歴入れるとダブるので片方消しました。
*2:クレジットカードのAmazonの支払履歴だと何を買ったか全くわからなかったので、Amazonの取り込んだ購入履歴を正にしてクレジットカードのAmazonの支払いの明細のほうは消しました。
*3:MFクラウドだと電子マネーも連携できるので、電子マネーのクレジットチャージは貸方を未払金(対象のクレジットカード)、借方を対象の電子マネー。実際に使ったときに電子マネーを借方にして計上。
*4:借方を未払金(対象のクレジットカード)にしておく
*5:MFクラウド経費のサービスを使うと領収書撮影して明細取り込んでくれるらしいです、が、手書きで署名しなきゃいけなかったりするため何れにせよ面倒…。
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