日経システムズ2014年12月号を読んだ

よく考えたら月だけだとそのうちバッティングしますよね。
過去のエントリも修正しときます。

日経システムズの紹介はこちら。

SE・ITエンジニア必読のスキルアップ情報誌|日経SYSTEMS

さて、今月は特集にでかでかと出ているモダナイゼーションよりも、
他の項目が気になりましたw

とりあえず、特集項目とか気になった項目とか。

  • モダナイゼーション
  • AWSで構築するビッグデータ基盤
  • デジタルマーケティング
  • AWSについて
  • Chefについて
  • その他

モダナイゼーション

これについては正直そんなに言うことはないので、
細かくは割愛します。
いや、もちろん大事なテーマだし、
必要なことなんですけれど。
レガシーなシステムを置き換える*1ときに、
どうやって効率的に対応すればいいかという話でした。
ただ、出てた事例が結局力技に思えましたね…。

AWSで構築するビッグデータ基盤

スシロー、ゴルフダイジェスト・オンラインNTTドコモの事例が書いてありました。
AWSを使ってどのようにビッグデータを管理・活用しているか。

具体的には読んでください、ですけれど、Kinesisを使った例が書いてあったり、
オンプレミスとの組み合わせにしてたり、
参考になりそうな事例でした。

ビッグデータ基盤にはまだ関わったことないですけど、今後の参考になりそう。

デジタルマーケティング

マーケティング担当者はシステムに疎く、
エンジニアはマーケティング業務を十分に理解できていないことが多い、
というのが何となく印象に残りました。
つまり、両方を理解している人間の価値は高いですよ~と。
個人的にも、ネットでのマーケティング手法には興味があったので、
いい記事でした。

具体的なところとしては、
サイトやサービスに対する導線から、
そこからどうユーザーが遷移したか(カスタマージャーニー)
のデータを取って、PDCAサイクルを高速で回していこう、というもの。
今はAlways On(常にネットにつながっている)という状況ができつつあるので、
顧客の行動履歴もたまるし、状況によっては、現在の顧客の位置情報から、
近隣の店舗の情報を送ったり、といった活用ができるとか。

面白そうな領域ですね。

AWSについて

今回はAWSそのものについて、全体の概要が書いてあります。
とはいうものの、re:Inventで発表されたサービスはさすがに書いていませんけれど。
AWSのサービスは次々に増えていて、どう使ったらいいの、とか、
どんなサービスがあるの、という疑問は使ってない人には中々取っ付きづらいと思ってましたが、
こんな感じにまとめてもらえるとすごくわかりやすいですね。
自分としても再度整理することができました。

Chefについて

構成管理ツール「Chef」の説明。
Chefとはどんなものかというものから、
どういうふうに活用するか、というところまで。
なぜだかわからないんですが、この手のツールの情報って、
本当に使ったことない人に対する情報はとっつきにくい情報ばかり落ちてる印象です。
Chefみたいな構成管理ツールの有用性はよくわかってはいるものの、
どうにも取っ付きづらいなあと感じていた部分が多々あったのですが、
まず入り口としてはちょうどいい記事でした。

その他

他にも色々ありますが、気になったのは「説得する力養成講座」の
「適切な距離感で生産性アップ」でしょうか。
メンバーが出してきた作業見積もりがちょっと多めだった時に、
すぐ修正させるかという例があったのですが、
自分はまさに、「修正させられると少なく見積もれという圧力と捉え」てしまうパターンでした。

これは例ですが、人と接するときに、相手がもっともパフォーマンスを発揮できる距離感は異なる、
ということでした。言われてみれば確かにその通りなのですが、
意外と難しいことですねえ。

自分は最初の頃は「一人で抱え込みタイプ」、
現在は「寡黙なきっちりタイプ」かなと思いました。
あくまで自己評価です。

時間がそんなにないこともあって、ざっくりとしか書いてない感がありますが、
何となく、読んでみた感想でした。

*1:別のものにするというよりは、既存のものを担保しながら、という感じ。

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