本当に朝型勤務で効率が上がるのか?


残業削減:朝型勤務で能率アップ 朝食無料の会社も出現 – 毎日新聞

過去のエントリでネタにしましたね。

朝型勤務で効率は上がるのか? – ただひたすら書こうと思った事を書くところ

前のエントリとほとんどタイトルが一緒w

気になるのは、定時前に出勤した分を残業としてきちんとカウントしてるかなのですが。
もし定時前の業務を残業扱いしてないんだったらそれは単なる賃金カットですよね。

個人的にはこれには疑問です。意識の問題ではないかなと。
朝来ることを推奨しなくても
単に会社を出なきゃいけない時間を早くするだけでは何故ダメなのか。
業務が回らない、という話になりそうですが、
それで業務が回らないような状態は危険ですね。

前も書いたと思いますけど、
個人的にはむしろ逆で、出勤時間を遅くしたほうがいいんじゃないかなと。
そうすれば終電までいても家で一息つけますし、
残業しようと思っても残れる時間自体が物理的に減るので、
結果残業時間が減ることになる気がします。

まあ、本音の一部として自分が朝苦手で朝は遅く出勤したいからってのがありますけどねw

記事内の内容については

本格導入後は、予想外の効果が見えてきた。まず消費電力量が約6%減った。早朝の方が上司をつかまえやすく、指示を確認したうえで取引先を訪問し、その場で意思決定できるケースが増えた。

これは、現在朝型勤務を取り入れている会社が少ないからですよね。
朝型勤務している会社ばかりになるとこのメリットは消えそうです。
まあ、そうはならないでしょうけれど…。

女性社員には「育児などで夕方早めに退社する際、後ろめたくない」と特に評判がよく、「飲み会は1次会、午後10時までという自発的な取り組みも広がっている」(梅山さん)という。

後ろめたく感じる雰囲気がまずよくないのでは…。
まだまだ理解が進んでないってことですよねえ。
これ自体はなんかずれているような気がします。
飲み会を終わる時間を早くしたところで、
次の日早く出るのならあんまり意味はないような。

会社説明会では、学生から「商社は残業が多いというイメージが変わった」との声が出るなど、採用面でも期待できそうだ。

単純な労働時間ベースで見たら減ってるかもしれませんが、
時間だけ見るより実態がどうかが知りたいところです。

肯定的な内容しか記事内には書いてないので、
逆にあんまりよくなくなった部分があればそこを見たいですね。
自分だったら「朝早いのは嫌だ」で終わりそうですがw

コメントを残す