日経システムズ2015年2月号を読んだ

だいぶ時間かかっちゃいました。
2月号も参考になる話がとても多かったです。


SE・ITエンジニア必読のスキルアップ情報誌|日経SYSTEMS

そんなにしないうちに3月号が出ちゃいそうですが…。

2月号から参考になったとこをピックアップするとこんな感じです。

  • クラウドサービスの選び方(というか使い方?)
  • ソフトウェア(開発)の契約の仕方
  • 女性エンジニアの活躍
  • その他(沢山)

こんな感じです。本当は全部について言及したいとこですが、そんな気力はないのでとりあえずこのへん。

クラウドサービスをどう使うか、どこまで使うか

ここでいうクラウドサービスとはIaaSのようなパブリッククラウドのイメージ。
すべてパブリッククラウド、ハイブリッド、すべてプライベートクラウド、の事例が書いてありました。
あとはセキュリティ面の考慮や選ぶ際の基準等々、事例が多々書いてあります。

今後は全てオンプレミスというわけには行かず、確実にクラウドサービスと関わるようになってくると思うので、
その際に参考にしていいと思います。
内容の詳細は買って読んでくださいw

ソフトウェア開発契約における課題

度々ネタにしている内容(のつもり)なのでなるほどなあという感じで読めました。
日本で主流になっている委託開発の契約の仕方についての問題点を具体的にいくつもあげています。
現況はウォーターフォールモデルで、それに沿って工程を分割して契約したりすると、
前の工程が完了していないと次の工程に進めないため、
前の工程に遡らなければいけなくなった場合、必然的に問題が発生する。
前の工程を行っていたのが別の会社だったりすると…考えたくもない。
でも、そういうのって結構よくある話な気がします。

それに対するソリューションとしてアメリカ式の反復型開発の形式を例としてあげています。
そのまま今の形に適用は出来ないにしろ、今後そういうふうにシフトしていけばいいなと。
そもそも、今みたいな請負契約は破綻が見えてるモデルですからね…。

多重下請けの問題もあるし、今みたいな構造はどっかで破壊されて欲しいですね。

細かいとこは読んで(ry

女性エンジニアが活躍するには

言ってしまうと、結局は周囲の理解が必要、というところかなと。
それだけではあんまりなのでもう少し書きますw

この項目では実際に出産・産休を経て復帰してなお活躍し続ける女性エンジニアの実例が書いてあります。
ここで出ているのは実際に活躍されている皆さんの考え方や、
それに対する周囲の考え方について。

女性以外の方が読んでも、どういう風に女性エンジニアをサポートしていけばいいか、
どういう風に接していけばいいか、という点はとても参考になると思います。

結局のところ働き方の多様性にきちんと理解があるか、という点が重要なので、
正直なところあまり多様性に理解のない人が多い*1と思うので、
その辺りをどう啓蒙していくかが課題なのではないでしょうか。

その他もろもろ

他にも参考になりそうなことは多々書いてありました。
fluentdについての話とか、インフラのセキュリティについての話とか。

fluentdは業務でなんとなく関わってはいましたけど、
何台もサーバがあるような環境だととても有用なツールですね。
あらためてそれを実感出来ました。

あとは、機械学習についての項目も面白かったです。

読んだことをちゃんと業務に活かさないとなあ。

*1:そもそも人と違ったことをすることをあまりよしとしない文化ですし、回りにいる人もバックグラウンドが同じような人ばかりだからどうしてもそうなりますね。

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