docomo版Huawei P20 Proを買って2週間経ったのでレビューしてみる

久々の更新。
タイトルの通り、先日Huawei P20 Proを購入しました。
https://consumer.huawei.com/jp/phones/p20-pro/
なぜ買ったかというと、docomoが取り扱ってくれたからです。

これだけだと意味がわかりませんねw
もともと国内メーカー端末はしばらく買っておらず、
海外メーカーのものばかりでした。
最近はSIMフリー端末を出すメーカー(ASUS、Huaweiなど)が増えてきており、そちらが安定した品質と性能を誇っているという所感でした。
ただ、個人的にはおサイフケータイをがっつり使っているので、メインの端末にはしづらい、という状態でした。
それがdocomoが扱うことになってなんとおサイフケータイに対応したものを出してくれた!
驚きですね。そこも含めて違いを少しまとめてみます。

機種そのものの特徴

カタログスペックはめんどくさいので割愛。

実際に使うにあたって気になったところを挙げてみます。

  • microSDカードが使えない
    注意すべきポイントとして、microSDカードのスロットがありません。
    ただ、端末自体の内蔵ディスク容量が128GBもあるので、よほどな使い方をしない限りは困らないでしょう。とりあえず保存しておいて持ち出したい場合は付属のmicroSDカードアダプターを接続して移すか、インターネット等の通信で外に送るかになります。
    ただ、動画を保存しておいてこの端末で見る、とかそういった用途に使うのはちょっと面倒です。
  • イヤホンジャックがない
    こちらも気をつけるところですね。使いたければBluetoothのイヤホンか、付属のアダプタ(USB type-Cのジャックに接続)を使用するかになります。やや面倒ですね。
  • カメラの起動が早く、フォーカスも撮影も早い
    この辺はカメラの性能を売りにしている端末というだけのことはありますね。
    また、AIアシストによって、撮影時に自動で最適な撮影モードにしてくれます。
  • 電池持ちがかなりよい
    電池容量が3900mAhというだけあって、大抵のスマホよりは電池容量が大きいのですが、単に電池容量以上に電池の減りが少なく感じます。
    どうやらこれはチップを新型のKirin 970にしているためのようで、従来よりも省電力化が図られているとのこと。

    P20 Proに採用された新チップ「Kirin 970」は、プロセスルールを旧型Kirin 960の16nmから10nmへ微細化することで、性能向上と同時に省電力化も果たしています。
    これまでメインスマホとして使ってきたMate 9には、4,000mAhの大容量バッテリーが載っていますが、チップは旧型のKirin 960です。対するP20 Proにも、4,000mAh(ドコモ版は3,900mAh)のバッテリーが積まれていますが、こちらは新設計のKirin 970を採用したため、Mate 9よりも明らかに電池持ちが伸びています。

    https://pasoju.com/huawei-p20-pro-performance-battery-review/
  • レスポンスが非常に良く、何をやってもサクサク動く
    基本スペックが高いせいか、本当にサクサクです。
    買ったばかりというのももちろんあるのでしょうが、メモリ6GBで、ディスク容量が128GBもあるので、中々それを食いつぶすことはないでしょう。

なんとなく、iPhoneみたいなイメージに寄せていってるイメージですかね。

SIMフリー版と何が違うのか

SIMフリー版との違いをざっくりまとめてみました。

  • Felica(おサイフケータイ)に対応している。
    これが個人的に最大の購入ポイントです。
  • デュアルSIMが不可能になっている。
    キャリアから出していることもあるのか、デュアルSIMはできないようになっています。物理的にコネクタにSIMが入らないようになってます。
  • docomoのプリインストールアプリが入っている
    こればかりは仕方ないですね。不要であればアンインストールか無効化で対処しましょう。
  • その他
    個人的にはそれほど気にしていませんが、他にもオミットされた機能はありそうです。

     まずHUAWEI P20 Pro HW-01Kでグローバル版から削除されている機能は
    Huaweiホームのドロワー表示機能
    ツインアプリ (LINEなどを複製し、2つのアカウントで利用できるようにする) 機能
    PrivateSpace (メインとプライベートで別々のアプリが使える) 機能
    マルチユーザー機能
    スクリーンショット撮影時の音の無効化機能
    データ通信速度の表示
    MirrorShare (Miracast) 機能
    スマートカバー機能
    Bluetoothテザリング
    通知で画面を点灯する機能
    などです。

    https://androplus.org/Entry/6968/

前機種と比べてどうか

前機種としてLGのV20 Proを使っていたのは過去に記事にしました。
https://yu-suzu.site/entry/2017/02/27/183000
カタログスペック的には以下のようになります。
http://kakaku.com/prdcompare/prdcompare.aspx?pd_cmpkey=K0000917322_J0000027489&pd_ctg=3147


体感的にはV20 Proは最初こそ良かったものの、だんだん何をするにもモッサリしてきてしまい、最近はアプリが頻繁に落ちたり、勝手に再起動したりと不安定な動きをしていました。
それも買い替えを検討した理由ではあるのですが…。

あと、V20 Proはあっという間に電池容量が減っていってしまっていたのですが、上述の通りP20 Proは電池のもちがよく、今までは一日に何度も充電してたのが、ガッツリ使っても1回充電するかどうかくらいになりました。もちろん一日中使いまくってたらもっと充電しなければいけないと思いますが。

カメラの起動の早さもいいですね。V20 ProはmicroSD保存にしていたせいかもしれませんがカメラの起動が遅く、撮りたいときにカメラの起動が間に合わないなんてシーンがたくさんありました。
サブ機としてZenfone Zoom Sを持っていったりもするのですが、そちらと比べても引けを取らないと思っています。

Huaweiの高性能端末でおサイフケータイを使いたければ買い

個人的にはそれに尽きます。おサイフケータイヘビーユーザとしては嬉しいことこの上ありません。
ASUSの端末も対応してくれないかなあ…。