ドコモの新料金プラン、不満続出

ドコモ減収、新料金プランに不満続出 通話定額でかえって負担増、使いづらいシェアプラン | ビジネスジャーナル

知ってた!
参考に過去のエントリを。


カケ・ホーダイにより、ドコモ減収減益だってさ – ただひたすら書こうと思った事を書くところ

書く暇がなくて今更になっちゃいましたけど、
新料金プランのせいでやっぱり結構な影響が出ているようですね。
多分前も言及しましたけど、
通話をたくさんする人はものすごく得するけど、
それ以外の人はほとんど大損する残念な料金プランですね。

 一方で、通話をあまりしないユーザーにとって、月額2700円のカケホーダイの基本料金は大きな不満になっているようで、千葉県在住のBさん(女性・26歳)は、「iPhone6に機種変更する際に、強制的に新料金プランに切り替えさせられてしまった。友人とはLINEでやりとりすることが多く、通話することは少ないのに、以前よりも通話基本料金が大きく値上げされてしまったので、通話定額にはメリットを感じません」と語っていた。

自分はまさにこの通り。
シェアパックも、別に家族と契約を共通にしてないので、
個人では以前に比べると何のメリットもありません。
以前よりデータ通信量そのものは大分値上げになりましたしね。

もう少し古い記事ですがこちらも。

ドコモ、3位転落を招いた独善的利益重視と非常識 中核ユーザの他社流出が深刻化 | ビジネスジャーナル

 そこでドコモは「ガラケーからスマホへの移行が計画通り進まなかったのは、スマホの月額料金の高さが原因。月額料金を下げればスマホの販売ハードルも下がり、ガラケーとの2台利用もしやすくなると考えた」(通信業界関係者)。そのため今年4月10日、同社は6月1日からの新料金プラン導入を発表。狙いは「音声通話収入が無料通話アプリ普及の影響もあって下げ止まらない。そこで定額制の導入で音声通話収入の減少に歯止めをかける一方、従量制のデータ通信収入を収益の柱にしよう」(同)というものだった。その結果、新料金プランは定額制の音声通話と従量制のデータ通信を組み合わせた料金体系となった。この料金体系はスマホでの通話は月額2700円で時間も回数も無制限となるが、データ通信は従量制という内容で、音声通話量が多くデータ通信量が少ないユーザにとっては旧料金プランより割安となり、逆のユーザにとっては割高となる仕組み。ここに落とし穴があった。

 新料金プラン導入後、スマホの通話利用が多いユーザは競うように新料金プランに移行した。導入前の予約段階で新料金プラン契約数は208万件に達し、7月5日には500万件を突破、10月14日に1000万件を突破した。一方、データ通信利用の多いユーザは実質値上げになるためソッポを向いた。

こんなの、料金プラン策定時に素人でも予想できそうな気がするのですが、
逆にどうやってこれで流入がプラスになると考えられたのか理解に苦しみます。
むしろ月額料金上がるじゃないですか。通話してない人は。
通話しない人から無理やり金を取る料金プランなんて、
恩恵を受けられない人以外からは総スカンを食らうに決まっています。
データ通信が高くなければまだ救いがありましたが…。

実際に、自分もとっととドコモに見切りをつけようかと真っ先に考えましたが、
とりあえず今の機種から変えなくてもいい間は静観してようかなと思います。

こういったところの隙間を突いて、MVNOがどんどんいいプランを提供してきていますね。
懸念は多めに通信した時に通信制限がかかってしまうことなんですが、
そこは正直その時都度プラス料金を払えばいいだけかもしれません。

そろそろ殿様商売をやめてきっちり戦略立てないと、
いずれ取り返しがつかなくなるんじゃないですかねえ…。

コメントを残す